Lilly's Mumlog

自分のこと、子育てのこと。

少し遅くなったけど。生後初イベント「お七夜」

赤ちゃんが生まれて7日目の夜に迎える「お七夜」。

せっかくの初イベントということで、我が家もお祝いをしました。

産後の慌ただしい中で過ぎる7日間なんて、本当にあっという間!

出産と夜間の頻回授乳でママの体はヘトヘト、そんな中でイベントの準備なんて、私には精神的にも体力的にも厳しくて。

産後はKの入院もあって心も身体も疲れきっていて準備が一向に進まず。

実際にお祝いできたのは産後20日頃でした。

 

お七夜とは?本来何をするの?正式なお料理は?

お七夜」とは文字通り、赤ちゃんが生後7日目を迎えたことをお祝いする行事です。

昔は出産時の生存率が現在ほど高くなく、生後7日目を無事に迎えられるか否かが今後も健康に成長するか否かの一つの分水嶺でした。1週間経ってようやく、その出産を無事に乗り切ったと一息つくことができたのです。

そしてその段階で

「新しい命が社会に加わりましたよ!」

と親族一同にお披露目をする。これがお七夜です。

お七夜では、親族を集めて食事をいただきながら、赤ちゃん、そして赤ちゃんの名前を披露します。

一家の当主が赤ちゃんに名付けをし、その名を書いた命名を飾ります。

これは命名とか、命名の儀とか、そんな風に呼ばれています。

この時にいただくお食事は、お祝いの会席料理です。

ですので、完璧に準備しようとするならば、以下の10品を準備することになります。

 

1,  先付

2,  椀物

3,  向付(刺身)

4,  焼物

5,  酢の物

6,  煮物

7,  蒸物

8,  揚物

9,  ご飯・〆椀・香の物

10, 水物

 

多い。

 

手軽におうちで。私たちの「お七夜

以上が昔ながらの正式なお七夜の意味と内容ですが、私たちはもっと気軽にしたいなと。

 

①お祝いの時期

まず、そもそも医療技術が遥かに進歩した昨今、必ずしも7日目にこだわる必要はないと思って。7日を一つの目安にしながらも、その前後で体調と都合が良い日を選んでお祝いするので良いよねということになりました。

ママの退院祝いも兼ねて生後56日でする方や、1ヶ月頃に初宮参りと合わせてお祝いする方もいらっしゃるようです。

 

②誰とお祝いするか

出席者ですが、いつ始まるか予測もつかない出産後に親戚一同を呼び集めるのは、呼ぶ側も呼ばれる側も負担が大きいでしょう。

私たちは特に親戚は呼ばず、家族3人だけでお祝いしました。皆遠方住まいで。

その時の写真を後でメールで送ってお披露目すると、祖父母もとっても喜んでくれました。

 

命名書の準備

命名書ですが、今は赤ちゃんの名付けはパパ、ママがすることの方が多いのではないでしょうか。私たちは夫婦で決めましたし、命名書も夫婦で作成しました。

 

④お祝いの食事

会席料理を完璧に準備なんてただでさえ大変なのに、産後の体には負担が大き過ぎる。少なくとも私たちには厳しかったです。

もっと楽に、準備できる範囲でしたら良いかと、私たちはお祝いっぽいけど簡単なお料理を少しだけ手作りして準備しました。

 

お手軽「お七夜」。準備の段取り

■出産前に準備すること

命名書(後で書き入れるタイプ)の準備

命名書の台紙やアルバムを購入しておきます。

私たちは手形・足形も収められるタイプのものを選びましたが、良い思い出になりました。

 

②メニュー決め

私たちが実際に準備したメニューは以下の通りです。

1 椀物 蛤のお吸い物
2 向付 お刺身盛り合わせ
3 焼物 鯛の姿焼き
4 煮物・揚物 揚げ里芋の帆立あんかけ
5 ご飯 赤飯

 

メニューを決める際は、作り方もざっくりと確認しておけば良かった

お赤飯は炊飯器で炊くにしても小豆は給水別茹でして冷ましたりしなきゃいけなくて結構時間がかかるものだということを後から知り、準備の際は想定よりバタバタしました。

 

③買い物リストを作る

この際に、何を買うかだけでなく、どこで買うか・いつ買うかまで決めておくことをお勧めします。

特にについては予約注文できるところを見つけておくと良いです。

鯛の姿焼きも既に出来上がったものが売られています。

 

④日持ちするもの・祝い箸等を準備する

お赤飯用の小豆やその他日持ちするものは、余裕のある産前に購入しておきました。

食材はもちろん、祝い箸敷き紙など、飾るものを準備しておくと当日が一層華やかに。

 

■出産後すぐにすること

産後は余裕がないもの。すべきことは極力減らしました。

 

お七夜の日取りを決める

⑥焼き鯛や祝膳、命名書(名前を書き入れてあるタイプ)を注文する

これだけ。

お七夜の2日前にすること

⑦お刺身以外の食材を購入する

これはできればパパにお願いしたいところ。あるいは宅配スーパーなども良いですね。

お野菜やお肉など、必要なものを揃えます。

 

■いよいよ明日!お七夜前夜にすること

⑧お料理を準備する

お七夜当日楽しむためにも

お料理を作る場合は前日にできる限り完成させてしまいます。

 

煮炊きものは前日に仕上げると、味がしゅんでむしろ美味しいし。

蛤の塩抜きとか、赤飯のための小豆の給水&茹でるのとかは、前日の朝から準備し始める必要があります。

 

お七夜当日

⑨お刺身を購入する

⑩お料理を盛り付ける

 

お刺身だけは当日に買って、あとは盛り付け。

祝い箸敷き紙等とともに食事をテーブルに並べて、命名も飾りました。

あとはゆっくり、我が子が生まれたことを目一杯お祝い。

元気に大きくなってね。